建築資料 基本の屋根
閲覧ありがとうございます。はくりおです。
今回は一般的な屋根の種類を載せておきます。
最終的には色々な構造の屋根を組み合わせる事になってきますが、基本の屋根さえ覚えておけば意外と何とかなります。
- 切妻屋根、方形屋根
左が切妻屋根、右が方形屋根。大体の建物はこのどちらかだと思います。
切妻屋根は1辺とその反対の辺から斜めに作り、方形屋根は全ての辺から中央に向かう形ですね。
私は切妻屋根をメインにする事が多いです。分かりやすく、組み合わせやすいのが利点。
- 寄棟屋根
元の形が正方形ではなく長方形の場合、方形屋根ではなく寄棟屋根となります。切妻屋根と方形屋根の合いの子みたいな感じ。
- 片流れ屋根
片方が高く、もう片方は低くなっている屋根。
組み合わせとして使用する事が多いです。
ほとんどの場合、これらの屋根のどれかをチョイスしておけばおかしな事にはならないと思います。
屋根紹介はもうちょっと続きます。
- 陸屋根
モダン建築に良くある平坦な屋根です。いわゆる豆腐ハウスも一応陸屋根。外側を別のブロックに置き換えるだけでもマシに見えます。
正直モダン建築以外で使う事は無いかも。
- 入母屋屋根
お寺や古民家に良くある形の屋根です。途中まで方形屋根、上の部分を切妻屋根にしたものです。
- 招き屋根・腰掛け屋根
漢字の「入」のように、互い違いの屋根。
屋根裏を広く使える形状らしいです。私はあまり使わない形状ですね。
- 腰折れ屋根
ギャンブレル屋根とも言います。途中から屋根の傾斜が変わるタイプで、洋風建築やモダン建築に良く使われます。
傾斜を逆にしたもの。こちらの方がシャープな印象を受けますね。良く使います。
- 越屋根
屋根の一部を上に押し上げて、さらに小さな屋根をつけたような形です。
他にも色々な屋根がありますが、これらの屋根を組み合わせる事で出来るものがほとんどなので、色々試してみてください。
小さめの屋根をM字型にし、その上に切妻屋根を付けたもの。
- ドーマー
屋根というより屋根の一部になりますが、ドーマーと呼ばれるものがあります。
上画像のように、屋根の側面に取り付けて採光、装飾として使えます。
他にも煙突を付けたり、屋根の一部を盛り上がらせたりする事でより素敵なものができます。ぜひ試してみてください。